
なんといってもツールチェンジャーを低価格で利用できるのが、最大のメリットです。
本記事では、Creator 5の特徴についてまとめます。
Creator 5の仕様・スペック
| Creator 5 | Creator 5 Pro | |
| エクストルーダー数 | 4(独立ツールヘッド) | 4(独立ツールヘッド) |
| 造形サイズ | 256 × 256 × 256 mm | 256 × 256 × 256 mm |
| 積層ピッチ | 0.1 – 0.4 mm | 0.1 – 0.4 mm |
| ノズル径 | 0.4 mm(標準) 0.25 / 0.6 / 0.8 mm(オプション) | 0.4 mm(標準) 0.25 / 0.6 / 0.8 mm(オプション) |
| 最大ノズル温度 | 320℃ | 320℃ |
| 最大フローレート | 32 mm³/s | 32 mm³/s |
| ノズル交換 | 対応(クイックスワップノズル) | 対応(クイックスワップノズル) |
| 最大移動速度 | 600mm/秒 | 600mm/秒 |
| 最大造形速度 | 300mm/秒 | 300mm/秒 |
| 最大加速度 | 30,000 mm/s² | 30,000 mm/s² |
| 最大ベッド温度 | 120℃ | 120℃ |
| ビルドプレート | PEIフレキシブルスチールプレート(テクスチャ加工) | PEIフレキシブルスチールプレート(テクスチャ加工) |
| オートレベリング | 対応(フルオートレベリング) | 対応(フルオートレベリング) |
| 振動補正 | 対応 | 対応 |
| ダイナミックフローキャリブレーション | 対応(自動PAキャリブレーション) | 対応(自動PAキャリブレーション) |
| 対応フィラメント | PLA / PLA-CF / PETG / PETG-CF / PET / PET-CF / PA / PA-CF / TPU (90A-95A) / PAHT-CF | PLA / PLA-CF / PETG / PETG-CF / PET / PET-CF / ABS / ABS-CF / ASA / PA / PA-CF / TPU (90A-95A) / PC / PC-ABS / PAHT-CF / PPA-CF(GF) / PPS-CF |
| フィラメント切れ検知 | 対応 | 対応 |
| ノズル詰まり検知 | 対応 | 対応 |
| フィラメント絡み検知 | 対応 | 対応 |
| エクストルーダーピックアップエラー検知 | 対応 | 対応 |
| 停電復旧機能 | 対応 | 対応 |
| ドア開放検知 | – | 対応 |
| 自動循環エアシステム | – | 対応 |
| チャンバー加熱 | – | 対応(65℃) |
| 空気ろ過 | – | HEPA 13 + 活性炭 |
| 庫内照明 | 搭載 | 搭載 |
| リモートモニタリング | 対応(フルHDカメラ内蔵:1920 × 1080 / 30fps) | 対応(フルHDカメラ内蔵:1920 × 1080 / 30fps) |
| 複数台管理 | 対応 | 対応 |
| 接続方式 | USB / Wi-Fi | USB / Wi-Fi |
| Wi-Fi | 2.4GHz / 5GHz 対応 | 2.4GHz / 5GHz 対応 |
| 対応スライスソフト | Orca-Flashforge, OrcaSlicer | Orca-Flashforge, OrcaSlicer |
| 対応OS | Windows、MacOS | Windows、MacOS |
| ディスプレイ | 4インチ フルカラータッチスクリーン(800 × 480) | 4インチ フルカラータッチスクリーン(800 × 480) |
| 本体サイズ | 520 × 443 × 710mm(チューブ・ホルダー含む)
436 × 432 × 480mm(チューブ・ホルダー除く) |
520 × 443 × 722mm(チューブ・ホルダー含む)
436 × 432 × 480mm(チューブ・ホルダー除く) |
| 構造 | オープンフレーム | 密閉型 |
| 電源 | 100~120V / 200~240V AC、50/60Hz | 100~120V / 200~240V AC、50/60Hz |
| 最大消費電力 | 700W | 1200W |
※ 出展:公式サイト
「Creator 5」の注目すべき特徴5選
1.独立した4つのツールヘッド!
これにより、造形プロセスの中で、複数の素材や色を自在に組み合わせることが可能になりました。
マルチマテリアルに対応

異なる素材を組み合わせた複雑な構造も、一度のプリントで完成させることができます。
例えば、「TPU+PLA」や「TPU+ABS」といった造形も行うことが可能です。
マルチマテリアルについては、以前試しましたので、↓を参考にしてください。
関連記事:TPUとABS/カーボンフィラメントを組合せてプリントする方法
パージを限りなくゼロに

従来のマルチカラー印刷では、素材切り替え時に廃棄物(パージ)やプライムタワーが生成されていました。
シングルノズルの場合、プリント途中でフィラメントを切り替えたあと、試し書きをする必要があったため、このようなゴミが発生します。
ところが、Creator 5では、「Flash Swap」という技術が使われており、4つの独立したプリントヘッドが用意されています。
それにより、パージの頻度を少なくすることができます。
プリント時間短縮
パージやプライムタワーのプリントが無くなった分、造形時間が短縮されます。
2.超低価格で購入できる!
他のメーカーからも、ツールチェンジャーを搭載した3Dプリンターが販売されています。
例えば、Bambulab H2Cや、Prusa XLなどがありますが、いずれも40万円前後の価格帯となります。
ところが、Creator 5であれば、12万円。Creator Proであれば、14万円程度で購入することができます。
それぞれスペックの違いはありますが、類似方式の中では、最も安く購入できますね。
3.超高速プリント!

業界では、トップクラスのプリントスピードを誇ります。
加速度は、20,000mm/sは多く存在しましたが、30,000mm/sは、少数派ですね。
また、ツールチェンジャーにより、マルチカラープリントの速度も向上します。最大500%の速度が実現できるようです。
パージ・プライムタワー不要になるので、これらもプリント時間短縮のポイントになります。
4.使いやすい家庭向けサイズ

ワークサイズは、「256mm×256mm×256mm」となっています。
「300mm×300mm×300mm」まで広げると、重量と設置スペースの関係で、家庭では難しくなります。
「256mm×256mm×256mm」サイズの3Dプリンターは、他に以下↓のものがあります。
関連記事:Bambulab P2Sってどんな機械?
5.Creator5 Proの温度管理

ヒートチャンバーは、「庫内の温度をあたためてくれる機能」です。
この価格帯で搭載しているのは、すごい良いですね。
最大「65℃」まで、温度上昇します。
造形物周辺の温度が高いと、収縮による反りを減らせるため、ABSやASA、PC(ポリカーボネート)、PA(ナイロン)素材でも失敗を減らせます。
ヒートチャンバーは、以下の機種にも搭載しています。
関連記事:BambuLab H2Dってどんな機械?
