他にも魅力的なポイントがありますので、詳細をご紹介したいと思います。
Ender-5 MAXの仕様・スペック
項目名 | 詳細 |
最大造形サイズ | 400×400×400mm |
プリンター寸法 | 649×721×850 mm |
梱包寸法 | 732×679×410 mm |
本体重量 | ≤25.9 kg |
梱包重量 | ≤31.9 kg |
最大プリント速度 | 700 mm/s |
最大加速度 | 20,000 mm/s² |
プリント精度 | ±0.1 mm |
エクストルーダー | ダイレクトエクストルーダー |
対応フィラメント | Hyper PLA / PLA / PETG / TPU95A / ABS / ASA / PLA-CF / PA / PLA-Silk |
ノズル径 | 0.4mm(0.6・0.8mm対応) |
最大ノズル温度 | 300℃ |
最大ヒートベット温度 | 100℃ |
レベリングモード | 64ポイント自動レベリング |
ファイル転送 | USBメモリ/Wi-Fi |
ディスプレイ画面 | 4.3インチ カラータッチスクリーン |
カメラ | オプション |
電源障害復旧 | 〇 |
フィラメント切れセンサー | 〇 |
入力シェーピング | 〇 |
ライトキット | 〇 |
スリープモード | 〇 |
定格電圧 | 100-240V ~ AC 50/60 Hz |
定格消費電力 | 1250W |
対応言語 | 英語 / スペイン語 / ドイツ語 / フランス語 / ロシア語 / ポルトガル語 / イタリア語 / トルコ語 / 日本語 / 韓国語 / 中国語 |
※出典:Creality 公式サイト
Ender-5 MAXの大きな特徴【5選】
大容量サイズ
Ender-5 MAXは、最大「400×400×400mm」までプリントすることができます。
業務向け3Dプリンターであっても、300mm角のものが一般的ですので、それよりもさらに大きいサイズとなります。
大きいモデルは、分割してプリントし、あとで接着しなければならないケースもありますが、これなら一発でプリントすることも可能です。また小さいパーツも数多く並べられるので、生産性も高くなります。
同じくらい大容量サイズの3Dプリンターは、Anycubic kobra 2 maxという製品もあります↓
超高速プリント
最大700mm/sの速度、20,000mm/s2の加速度を出力することができます。
近年の3Dプリンターの最大速度は、500mm/s~600mm/sまでが一般的ですが、それを上まる性能です。プリントエリアが大きいと、「プリント時間」が増えますので、速度はとても大切なポイントです。
また、ノズルは0.4mm以外にも、0.6mmや0.8mmに対応しています。
大きいノズル径に変更すると、造形線が太くなります。そのため、さらにプリント時間を短縮することができます。加えて積層ピッチも厚くすることができるのも時間短縮につながります。
自動調整
調整は、すべて自動になっています。
昔の3Dプリンターは、アナログで調整をしていましたが、Creality Ender-5 MAXでは、オートレベリング、オートZオフセット、入力シェーピング機能を搭載していますので、細かい調整は不要です。
高い精度・品質が維持されますので、初心者の方でも大きな心配はありません。
多種類のフィラメントに対応
PLA、PETG、TPU95Aを扱うことができます。
仕様表には、ABS・ASA・PAの記載がありますが、Ender-5 MAXは、標準では、エンクロージャー(外装カバー)が付いていません。小さくて、収縮しにくい形状の場合は、プリントできると思いますが、そうでない場合は、エンクロージャーがあると良いでしょう。
専用エンクロージャーは、オプションで購入できる記載があります。
Wi-Fi対応
標準でWi-Fiが搭載されています。
ネットワーク接続をしておくと、スライスデータを転送できたり、複数の3Dプリンターを管理できます。環境がある方は、ぜひ利用しましょう。
また、Wi-Fiが無い環境では、USBメモリを使って、データの転送を行います。
その他の特徴
他には、電源障害復旧、フィラメント切れセンサー、スリープモードといった機能があります。
Ender-5 MAXの注意点
組み立て作業が必要
商品が届いたら、組み立て作業をする必要があります。
各パーツは大きく、重いものもあるので、取り扱いには注意しましょう。一人だと大変かもしれません。
組み立ては、およそ1時間30分くらいみておく必要があります。また付属のマニュアルは日本語表記がなかったので、翻訳しながら確認する必要がありました。
設置スペースの確保
プリンターの寸法は、649×721×850 mmあり、とても大きいです。
家庭向け3Dプリンターよりも大きいので、しっかりスペースを確保しておきましょう。また重量が重いため、机に置く場合は、頑丈なものを用意しておきましょう。
カメラはオプション
カメラは、オプションとなっています。
カメラを取り付けると、映像でプリント状況を確認できたり、遠隔で確認することができます。必要な場合は、検討してみましょう。