
使いやすい新技術が使われていますので、ぜひ本記事でチェックしてみてください。
Halot-X1のスペック・仕様
● Halot-X1
| Halot-X1 | Halot-mage S 14K | |
| 造形サイズ | 211.6×118.3×200mm | 223×126×230mm |
| 製品外形寸法 | 344×331×434mm | 333x270x608mm |
| 梱包サイズ | 430×420×535mm | 421×356×672mm |
| 本体重量 | 12.75kg | 13.13kg |
| 光源 | ハニカムマトリクス光源 | LCD第3世代インテグラル光源 |
| 解像度 | 16K (15120×6230px) | 14K (13320×5120px) |
| 画素サイズ | 14*19μm | 16.8×24.8μm |
| 最大プリント速度 | ≤170mm/h | ≤150mm/h |
| スライスソフト | HALOT BOX/Chitu Box | HALOT BOX/CHITUBOX/Tango |
| データ転送方法 | USB/WIFI | USBメモリ、RJ45、WiFi |
● AFU(材料自動供給システム)
| 本体重量 | 0.8kg |
| 本体サイズ | 150×150×170mm |
| 液面検出 | レーザー方式 |
| 樹脂識別 | RFID対応 |
| 加熱温度 | 30〜45℃ |
| 供給速度 | 40〜60ml/分 |
Halot-X1の主な特徴【6選】
デザインが一新

Halot-X1は、デザインが一新されています。
前機種のHalot-mageでは、操作パネルは下の方に配置されていましたが、Halot-X1は、上に配置されています。

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またカバーは、押し上げることができるので、作業がしやすくなっています。

新しいプラットフォーム構造

Halot-X1の、プラットフォーム構造が一新されています。
これまでの光造形プリンターでは、上部に取り付けられた「ビルドプレートが昇降する構造」が一般的でした。
ところがHalot-X1では、「光源・レジンタンクの方が昇降する構造」なっており、ビルドプレートは固定されています。
この仕組みだと剥離抵抗が低くなり、失敗が起きにくくなるようです。
16Kの高解像度

Halot-X1は、16K(15120×6230)の高解像度となっています。
またXY解像度は、14μm×19μmの小ピクセルサイズとなっています。
家庭向け3Dプリンターでは、トップクラスの高解像度になっていますね。
ツイスト式ビルドプレート

Halot-X1は、ツイスト式ビルドプレートが採用されています。
これまでの光造形3Dプリンターでは、ビルドプレート上にモデルが固着し、なかなか剥がれないということが多くありました。スクレーパーを使うと、モデルが傷つくこともあるため、これが欠点にもなっていました。
ところがHalot-X1では、ビルドプレートのブラケットを回転させることができ、造形物をカンタンに取り外すことができるようです。
どれくらい楽に剥がせるのか気になるところです。
インテリジェント露光システム

Halot-X1は、インテリジェント露光システムを搭載しています。
多くの光造形3Dプリンターでは、全面に露光するため、必要ない部分にも光をあてていました。しかし、光源をムダに浪費してしまうため、寿命が早まってしまいます。
Halot-X1では、光源を92の独立されたエリアで制御されます。それにより、必要な領域のみ露光するため、過剰露光を防ぎ、パーツの寿命が長くなる効果を期待できます。
RFID自動認識システム

Halot-X1は、RFID制御に対応しています。
RFIDとは、材料の種類を自動認識するための仕組みです。わざわざパラメーターを手動で設定しなくても、選ぶだけでプリントが可能です。
Halot-X1 Comboでは、AFU(自動給材装置)もセットで購入することができますので、併用すれば、シームレスで効率的に運用することができます。
AFU(材料自動供給システム)

Halot-X1は、材料を自動供給する仕組みに対応しています。
AFU(自動給材装置)は、RFIDに対応している上に、レジンをタンク内に自動供給することができます。
手で注ぎ込むと、こぼしてしまったりと手間が増えますが、自動供給であれば工数を減らす効果を期待できます。


