【格安!超大型3Dプリンター】ELEGOO OrangeStorm Gigaってどんな機械?【紹介レビュー】

超大型3DプリンターOrangeStorm Giga

ELEGOOより、超大型3Dプリンター「OrangeStorm Giga」が発表されました。

 

この機種は、低価格ながらも、大きいサイズをプリントすることができます。

 

今回は、どのような機械なのかをまとめます。

 

本記事で分かること

・ 基本情報、スペック、仕様
・ 特徴のまとめ

 

【超大型プリンター】ELEGOO OrangeStorm Giga
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スペック・仕様

基本的なスペック表を記載します。

 

項目 詳細
機種名 OrangeStorm Giga
FDM FDM(熱溶解積層方式)
電圧 100-120V/220-240V
データ転送 USB、LAN、WIFI
入力フォーマット STL, OBJ
対応言語 英語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、日本語、中国語
造形サイズ 800 x 800 x 1000 mm³
本体寸法 1224 x 1164 x 1425 mm³
パッケージサイズ 底部 + XY軸コンポーネント:1350 x 1215 x 420 mm³
Z軸コンポーネント(2つ): 1350 x 1215 x 350 mm³
最大ノズル温度 300℃
最大ヒートベット温度 100°C (周辺環境温度: 25°C)
使用可能フィラメント PLA / PETG / TPU / ナイロン
本体重量 104kg
総重量 145kg
レジューム印刷 あり
フィラメント検出 あり
最大速度 300mm/s
最大加速度 5000mm/s²

※公式サイト参照

 

【超大型プリンター】ELEGOO OrangeStorm Giga
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OrangeStorm Gigaの特徴【8選】

ここからは、8つの特徴をご紹介していきます。

 

超大型サイズのプリントが可能

最大800 x 800 x 1000 mmの、超大型モデルをプリントすることができます。

 

一般的な業務向け3Dプリンターは、300×300×300mmくらいなので、それよりも3倍ちかくのサイズとなります。

 

これだけ広い空間なので、1個のオブジェクトをプリントしてもいいですし、もしくは、小さいオブジェクトを大量にプリントすることも可能です。

 

ノズルは、マルチノズル対応になっていて、最大3つ追加することができます。

 

効率よく量産できるのも魅力ですよね。

 

効率の良いプラットフォーム

ビルドプレートは、「4つ」配置されています。

 

造形エリアが広いので、410×410mmのプレートが4枚使われています。

 

それぞれのプレートで、温度コントロールすることができ、最大は、90℃まで昇温できます。

 

また、モデルが配置されているプレートを自動認識し、その部分だけ昇温することができます。

 

独特なプラットフォームになっていますね。

 

高速プリント

最大300mm/sの高速プリントに対応しています。

 

ただし、推奨速度は150mm/sとなっているので、注意が必要です。

 

高速プリントに対応していても、これだけ大きいとプリント時間はかなり長くなりそうです。

 

そのため、次にご紹介しますが、ノズル径は、穴のサイズが大きい1mmまで対応しています。

 

ノズル

最大「300℃」まで昇温できるノズルが使われています。

 

押出は、ダブルギアになっているので、押出しは強化されているようです。

 

ストローク部は、長くなっており、高速プリントに対応できるようになっています。

 

クロムジルコニウム銅でできており、硬度・耐久度が高めです。

 

ノズル径は、標準で「0.6mm」が付いています。オプションで0.4mm/0.8mm/1mmを利用することができます。

 

これくらいサイズが広いと1mmを使わないと、かなりプリント時間がかかりそうです。

 

【超大型プリンター】ELEGOO OrangeStorm Giga
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自動レベリング

自動レベリング機構を搭載しています。

 

自動レベリングとは、プラットフォームの歪み・傾斜を測定し、補正をしてくれる機能です。

 

昔の3Dプリンターは、シックネスゲージを使って、手動で調整していましたが、自動機能を搭載しています。

 

これだけ広いエリアなので、自動調整してくれるのは便利です。

 

強力な冷却ファン

効率の良い冷却ファンが搭載されています。

 

両面冷却ファンが搭載されているので、効率良く冷却できます。

 

300mm角の3Dプリンターであれば、エクストルーダーの冷却ファンは1つ~2つが多いですが、この機種は3つ付いていますね。

 

ちなみに冷却力が弱いと、モデルの品質低下や糸引きなどの症状が起きやすくなります。

 

低価格

価格が安いのが特徴です。

 

通常、これだけ大きい3Dプリンターであれば、業務用3Dプリンターだと数百万する場合もあります。

 

ですが、価格は、379,999円(税込み)となっています↓

 

その他の機能

その他にも重要な機能が搭載されています。

 


① フィラメント検知センサー

フィラメント検知センサーは、材料が切れていないかを検知します

 

これだけ大きな造形物をプリントすると、材料をたくさん使うので、この機能は必須ですね。

 


② レジューム・停電機能

レジュームは、フィラメント切れを検知した場合、一時停止して再開する機能です。

 

停止後は、プリントを再開できるので、造形品が無駄になりにくくなります。

 

ただし、一般的な3Dプリンターでは、印刷を再開する場合、層の継ぎ目が目立ったり強度が低下する場合があるので、注意が必要です。

 


③ 大型スプールホルダー

最大5kgのフィラメントを収納することができる、スプールホルダーです。

 

大容量対応なので、交換の手間も減らすことができます。

 

【超大型プリンター】ELEGOO OrangeStorm Giga
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YouTubeで、本ブログの内容を分かりやすくを解説しています

 

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