ELEGOO Saturn 4 Ultra 16Kってどんな機械?超高解像度・ヒートタンク機能!ご紹介レビュー

ELEGOOより、脅威の16K解像度の3Dプリンターが販売されましたね。

 

ディテールにこだわりたい方はもちろん、プリントの失敗を、より減らすための機能が追加されています。

 

本記事では、製品の特長をわかりやすくまとめていきます。

 

ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K 高解像度・高機能
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ELEGOO Saturn 4 Ultra 16Kとは?

Saturn 4 Ultra 16Kは、中国深センの「ELEGOOテクノロジー社」が製造している3Dプリンターです。ELEGOO製品は、特に光造形方式に力を入れていますね。

ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K 高解像度・高機能
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Saturnはシリーズ化されており、これまでSaturn3や4などを販売されています。オートレベリング機能やチルトリリース機能を、いち早く導入しており、品質の高い製品を、お値打ちに買うことができます。

 

Saturn 4 Ultra 16Kは、Saturn 4 Ultraをベースに、より高解像度になったことに加えて、ヒートタンクなどの新たな機能が追加されています。

 

また「Saturn 4」や「Suturn 4 Ultra」の情報は、↓の記事も参考にしてください。

関連記事:ELEGOO Saturn 4 を細かいところまで徹底レビューした!

関連記事:Saturn 4 Ultra【VS】HALOT-MAGE Sの違いを徹底比較!

 

スペック・仕様

Saturn 4 Ultra 16Kのスペック表は、以下の通りです。

 

Saturn 4 Ultra 16K Saturn 4 Ultra Saturn 4
本体寸法(mm) 327.4 × 329.2 × 548 327.4 × 329.2 × 548 327.4 × 329.2 × 548
本体重量 16.1 kg 14.5kg 13.5kg
総重量 18.7 kg 19.3kg
造形サイズ(mm) 211.68 × 118.37 × 220 218.88 × 122.88 × 220 218.88 × 122.88 × 220
LCDスクリーン 10インチ 16K
モノクロ LCD
10インチ 12K
モノクロ LCD
10インチ 12K
モノクロ LCD
レジンタンク スマート加熱タンク 標準タンク 標準タンク
AI カメラ 新AIカメラ搭載
ライト付き
AI カメラ 無し
光源 COB 光源
フレネルコリメートレンズ
COB 光源
フレネルコリメートレンズ
COB 光源
フレネルコリメートレンズ
操作画面 4.0インチ 静電容量式
タッチスクリーン
4.0インチ 静電容量式
タッチスクリーン
3.5インチ抵抗膜式
タッチスクリーン
ビルドプレート レーザー彫刻 レーザー彫刻 レーザー彫刻
フィルム PFA PFA PFA
技術 MSLA MSLA MSLA
XY解像度 14×19μm (15120 × 6230) 19×24 μm (11520 × 5120) 19×24 μm (11520 × 5120)
Z軸精度 0.02 mm 0.02 mm 0.02 mm
層の厚さ 0.01-0.2 mm 0.01-0.2 mm 0.01-0.2 mm
プリントスピード 最大 150 mm/h
高速/低速モード
最大 150 mm/h
高速/低速モード
最大 70 mm/h
リリース方式 チルトリリース チルトリリース 無し
レベリング方式 自動レベリング 自動レベリング 自動レベリング
接続方法 USB & 内蔵Wi-Fi USB & WiFiアンテナ USB
対応言語 中国語、英語、日本語、オランダ語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、トルコ語、ポルトガル語 中国語、英語、日本語、オランダ語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、トルコ語、ポルトガル語 中国語、英語、日本語、オランダ語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、トルコ語、ポルトガル語
スライスソフト SatelLite & Chitubox SatelLite & Chitubox Chitu Box
空気清浄機 USB接続不可
Mars Mateとの互換性あり
USB接続不可
Mars Mateとの互換性あり
無し
電源 100-240 VAC
50/60 Hz, 24V 6A
100-240 VAC
50/60 Hz, 24V 6A
100-240 VAC
50/60 Hz, 24V 6A

※出典:ELEGOO 公式サイト

 

ELEGOO Saturn 4 Ultra 16K 高解像度・高機能
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Saturn 4 シリーズより進化したところ

旧製品より、さらにアップグレードされた機能についてご紹介します。

 

16K高解像度

まず一つ目は、何と言っても16Kに対応した点です。

 

業界では、初となる16KモノクロLCDが搭載されました。また解像度は、脅威の「15,120 × 6,230」ピクセルとなっており、XY解像度は「14×19μm」となっています。

 

Saturn 4 Ultraでも12Kで、十分高精細なプリントが可能でしたが、よりスペックが上がっております。

 

ヒートタンク搭載

二つ目は、ヒートタンクが実装された点です。

 

この機能も目玉のひとつですね。レジンタンク・バットの温度を最大30℃まで昇温することができます。

 

レジンの特性上、冷えた状態だと、ビルドプレートに定着にしくくなってしまうことがあります。定着しないと、造形物が脱落することもあります。このヒートタンクは、26分で25℃昇温できるようです。

 

プリントの失敗を減らるのは、うれしいですね。

 

新AIカメラ搭載

三つ目は、新AIカメラが搭載された点です。

 

AIカメラも進化しています。たとえば、「ビルドプレートに造形物が定着しない場合」や「プリント中のモデルが沿ってしまう場合」には、AIカメラが検知し、アラートを発信します。

 

失敗した時の「材料のロス」や「プリント時間を削減」することができます。

 

加えて、新たにライトが付いたため、タイムラプスやモニター監視も、見やすく撮影することができます。

 

プリントサイズはちょっと小さく

Saturn 4 Ultraが、「218.88 × 122.88 × 220 mm」だったのに対し「211.68 × 118.37 × 220 mm」となっています。やや小さくなっていますので、認識しておきましょう。

 

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引き続き採用!高度な機能について

Saturn 4 シリーズから、引き継がれている機能をご紹介します。

 

オートレベリング機能

一つ目は、オートレベリング機能です。

 

Saturn 4 Ultraでも採用されていましたが、自動でレベリング調整をしてくれます。

 

以前の技術では、レベリングシートやコピー用紙を挟んで、アナログで調整していました。それだと調整が甘くなったり、手間がかかると言ったデメリットがありました。

 

ところが、この機種では、手動調整は不要となります。

 

「精度を求めたい」「手動調整は不安」といった方には、おすすめな機能です。

 

チルトリリース機能

二つ目は、チルトリリース機能です。

 

チルトリリースとは、レジンタンクが自動で上下して、剥離しやすくする機能です。そうすることで、これまで必要だった剥離する時間が短くなり、高速プリントをすることができます。

 

Saturn 4 Ultra 16Kのプリント速度は、最大150mm/hまで出力することができます。

 

クイックリリース

三つ目は、クイックリリース機能です。

 

ビルドプレートのレバーを上げるだけで、カンタンに着脱することができます。

 

これまでは、ダイヤルノブが一般的でしたが、レジンの処理があるので、ノブを回すのはとても手間だったんですよね。クイックリリースであれば、超簡単ですので、作業効率も良くなります。

 

アラート機能

四つ目は、アラート機能です。

 

オペレーションミスをした際にもアラート機能が充実しています。

 

たとえば、タンク内の「レジンが不足していた場合」や「異物が残っていた場合」には、アラートを発信します。またオートレベリングに失敗した際にもアラートが発信されます。

 

機器が故障する前に自動検知してくれるのは助かりますね。

 

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