とても小さいので、おもちゃのように感じるかもしれません。
しかし、先端技術が取り入れられた優秀な3Dプリンターです。
この記事では、「Tina 2 Plus」を詳しくご紹介します。
Tina2 Plusの特徴
超コンパクト
Tina 2 plusは、超コンパクトな3Dプリンターです。
筐体は、210(幅)×290(奥行)×210(高さ)mmの小さいサイズです。かなりコンパクトなので、家のちょっとしたスペースに置けます。
100(幅)×105(奥行)x 100(高さ)mmのサイズまでプリント可能です。
また近いサイズの、他メーカーの3Dプリンターもあります↓
関連記事:【Bambu Lab】A1 mini combo(AMS Lite)を徹底レビューした!
高速プリント
Tina2 Plusは、最大250mm/sの高速プリントをすることができます。
Tina 2 Plusは、コンパクト設計ながらも高速プリントができるので、10cm角のものであれば数時間で作れてしまいます。
思い立ったら、短時間で形にすることができるのは、うれしい点です。
ちなみにTina 2 S(最大200mm/s)よりも、速度がアップグレードしています。
組み立て済み
Tina 2 Plusは、組み立て済みとなっています。。
家庭向け3Dプリンターの中は、組み立てをしななければならない製品があります。これがけっこう大変で、組み立て時に壊してしまうこともあります。
ところがTina 2 Plusは、最初から組みあがっていますので、手間も少なくて済みます。
筐体は、密閉に近い作りで、エンクロージャーのあるタイプとなります。
オートレベリングシステム
Tina 2 Plusは、オートレベリングに対応しています。
オートレベリングの何が良いかというと、調整の手間がいらなくなるところです。
ノズルとテーブルの間隔は、どのポイントでも一定になっているのが理想です。これが場所によってズレていると、造形品質に影響します。
オートレベリングは、テーブルの位置ごとに測定・補正を入れてくれるので、ある程度、自動補正されます。
オートレベリングやオートZオフセットは、多くの製品に搭載されています↓
クイックリリースノズル
Tina 2 Plusは、カンタンにノズル交換できる構造になっています。
ノズルは、長い間使ったり、フィラメントが変わったりすると、交換が必要になります。
交換作業が大変な3Dプリンターもありますので、ラクに交換できるのはうれしい点ですね。
フィラメントの種類が増えた
Tina 2 Plusは、複数の種類のフィラメントを使うことができます。
前機種のTina 2 Sは、テーブル温度が最大60℃ということもあり、ABSやPETGの使用ができませんでした。
ところがTina 2 Plusは、テーブル温度が最大80℃まで昇温することができるため、PLAやTPU以外にもABS・PETGに対応しています。また、プラットフォームは小さいため、ABSの反りも起きにくい環境となっています。
よりたくさんの種類のフィラメントを扱う場合は、別の製品がオススメです↓
パネルはノブ式
本体の操作は、ノブ式となっています。
3Dプリンターは、画面をタッチして操作する「タッチパネル式」と、ダイヤルで項目を選択する「ノブ式」があります。
Tina 2 Plusは「ノブ式」を採用しているので、多少慣れる必要があります。
タッチ式3Dプリンターには、以下の商品があります。
冷却ファン搭載
Tina 2 Plusには、「10000rpm」の強力な冷却ファンが取り付けられています。
冷却されることで、プリントが安定し、仕上がり品質向上につながります。
低価格
Tina 2 Plusは、Amazonで4万弱で販売されています。
Tina2 Sは、3万円弱ですね。ただ、セールを利用すれば、3万円を切る値段で購入することができますので、それを狙いたいところです。
どんな人が買い?
Tina 2 Plusは、低価格で、コンパクト、始めやすい3Dプリンターです。そのため、これから始めようと思っている方や、お子さんと一緒に使ってみたい方にピッタリな商品です。
経験があるという方や、もうすこし機能性が高いものを使いたい場合は、以下の商品がオススメです↓