【Chitu Systems】フィラメントドライヤーE1を試したら、乾燥効果がとても高かった!

みなさんは、フィラメント乾燥ドライヤーは使いますか?

 

今回は、Chitu Systemsから販売されている「Filament Dryer E1」を試しました。

 

メリットや注意点を確認してください。

 

 

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本記事は、動画でも視聴することができます。

 

関連記事:【解決】フィラメントを防湿・乾燥・保管する方法

 

Filament Dryer E1を深堀りしてみる!

いろいろと使ってみましたので、ご紹介していきます。

 

Filament Dryer E1の構造について

E1には、土台となるベーステーブルがあり、その上にフィラメントを収納するボックスが載っています。ボックスは固定されているわけではなく、ただ乗っている状態です。

Chitusystems filament DryerE1

 

ベーステーブルは温風を発生させます。吸気口と排気口があり、ボックス内の空気を吸い込み、温まった風がボックス内に戻るようになっています。

フィラメントドライヤーE1 ファン、吸気口

 

ボックスは本体に2つ同梱されていましたが、追加で購入することもできます。

 

Amazonでは6,000円くらいで販売されていますので、気になる方は確認してみてください。

 

1つのボックスには、2つのフィラメントをセットできるようになっています。

Chitu Systems フィラメントドライヤー E1 2つ

 

ノブをひねると、フタがロックされるようになっていて、しっかり閉まるようになっています。フィラメントは、4か所から出せるようになっているので、置き向きはあまり気にしなくて良さそうです。

ノブ、ロック

 

ボックスの底の部分には、金属の板が、マグネットでくっついています。↓の位置に取り付ければ、ドライヤーとして使えます。

金属いた

 

板をこちらに付け替えれば、ボックス内が密閉され、保管用途として使うことができます。

 

保管でも設計されていて、切り替えがカンタンにできるのはいい点だと思います!

 

ボックスの中はこんな感じです↓。

E1 ボックスの中

 

ローラーを取り外すと、シリカル・乾燥剤を入れるスペースがあります。スペースは狭いので、小さなものしか入らないですね。

シリカゲル、乾燥剤

 

 

ベーステーブルの側面には、CタイプのUSBポートがあります。

E1、USBタイプCポート

 

これはChitu Systemsのサイトからファームウェアをダウンロードし、バージョンアップをするために使われます。もし不具合の改修や新機能が追加された時に、アップデートで使います。

 

 

Filament Dryer E1の操作について

フィラメントドライヤーE1の操作について、解説していきます。

 

操作パネルは、3.5インチのタッチパネル式になっていて、ハードボタンは付いていません。

E1操作パネル、表示モニター

 

ホーム画面では、現在の温度・湿度を確認することができます。

現在の温度と湿度

 

目標温度とドライヤー時間を手動で設定して、スタートボタンを押すと、ドライヤーを開始することができます。

 

このファイルアイコンをタップすると、フィラメントごとに設定されているテンプレートの中から選ぶことができます。3パターン入っているようです。

 

自分でパターンを作っておきたい場合は、左真ん中のアイコンをタップします。テンプレートを記憶させておきたい番号を選択します。最大4つまで登録できるようです。

テンプレート作成

 

温度が表示されている部分をタップして設定温度を入力します。

 

最大2桁までの数字しか適用されませんが、なぜかそれ以上の桁数を入力できてしまいます。削除しないといけないので、やや面倒です。2桁までの入力制限をしてもらいたいところです。

 

温度は最大70℃まで設定することができます。高めに設定できるのはいいですね。

 

次に乾燥時間をタップして設定します。最大99時間までいけます。

 

これでテンプレートの登録が完了しましたので、チェックボタンをタップすれば稼働することができます。

 

 

Filament Dryer E1の設定について

次に設定を見ていきます。

 

左の歯車マークをタップすると、設定画面が表示されます。

設定画面

 

温度の表示形式を選べます。「華氏」「摂氏」を選択することができるので、摂取に変更しておきましょう。

摂氏・華氏・温度表示

 

消灯時間を設定することができます。初期設定では「消灯しない」設定になっています。5分、30分、2時間から選べます。

エコモード、消灯時間

 

次のページを開くと、表示言語を選択できます。英語か中国語を選べます。残念ながら日本語はありませんが、英語でも、あまり問題ないかと思います。

表示言語、英語、中国語、日本語

 

続けて「intelligent control」インテリジェントコントロールタブをタップします。

インテリジェントコントール

 

「Silent mode」(サイレントモード)を選択することができます。ドライヤー中はファンの音が大きめですので、このサイレントモードをオンにすると、やや音を抑えることができます。

slintmodeサイレントモード

 

総音量を測ってみると、稼働時がおよそ「58db」から「59db」くらいでした。

騒音量

 

続けてサイレントモードをオンにしてみると、およそ「54db」から「55db」ぐらいになりました。「3db」から「4db」ほど抑えることができるようです。

 

Automatic Drying(オートマティックドライング)をオンにしておくと、ボックス内の温度を常に監視します。

オートマティックどらイング

 

温度が25%よりも高くなると、自動で乾燥機能を開始してくれます。この数値を変更する項目はありませんでしたので、決まっているようです。高度状態を避けたいという目的であれば、使えそうな機能です。

 

「Filament Box Automatic Identification」(フィラメントボックスオートマティックアイデンティフィケーション)をオンにしておくと、ボックスが正しく装着されているかを検知してくれます。

 

例えば、この機能をオンにした状態で、ボックスを装着しない場合、警告メッセージが表示され、開始することができません。安全に使うためには、オンにしておくといいです。

 

Filament Dryer E1を使ってみた結果

今回はPETGフィラメントを使って、実際に乾燥してみます。

 

乾燥ドライヤーをかける前にプリントしてみると、こんな感じになりました。しっかり糸引きしています。シーム部分は「ダマ」になっています。

糸引き

 

関連記事:【解決法】糸引きが起きる原因はなに?防止・処理方法

 

続いて2時間ほど乾燥した時点でプリントしてみると、こんな感じになりました。糸は減っていて、ダマもほとんどなくなっていました。

 

比較するとこんな感じです↓。時間が長くなるにつれて、糸が落ち着いているように見えます。やはり仕上がりに影響してきますね。

 

あと過去の経験上では、TPUといったゴムライクのフィラメントでも、糸が起きやすかったりします。

 

また、症状が目に見えなくても劣化して折れやすくなってしまったり、強度に影響することがありますので、湿気対策はやっておいた方がいいです。

 

Filament Dryer E1のメリット

① 乾燥効果が高い

最大70℃までボックス内の温度を上げることができる点や、温風を循環させることで、湿度を早く下げることができました。試した限りだと、約20分くらいで湿度15%くらいまで下げることができました。

 

② 保管庫として使える

乾燥ドライヤーの中には、密閉しきれていない場合、除湿した後はジップロックなどに移し替えなければなりません。ところがE1は、カンタンに排気口を防ぐことができるので、密閉できる作りになっています。

 

Filament Dryer E1の注意点

① 日本語表記に対応していない

操作パネルやマニュアルは日本語表記ではありませんので、最初は迷うかもしれません。慣れは必要ですが、覚えてしまえば難しいことはありませんでした。

 

② 音が気になる

ファンの音がやや大きいと思いました。ですが、サイレントモードを活用したり、エンクロジャー内に収めれば、騒音を軽減させることが可能です。