Creality Slicerの基本的な使い方・操作方法

CrealitySlicer

Creality Slicerについて、こんなお悩みはないでしょうか?

・ 基本的な操作方法を知りたい。
・ 使い方を知りたい。

 

本記事では、3Dプリンターで使う「Creality Slicer」というソフトウェアの使い方をご説明しています。

 

もし始め方やダウンロード方法を知りたい方は、↓の記事を先にご確認下さい。

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Creality Slicerの始め方ダウンロード方法

 

また動画でもわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください↓

 

モデルの開き方

STLデータを、CrealitySlicerで開く方法です。

 

ドラッグ&ドロップで開く方法

開きたいSTLデータを、Creality Slicerにドラッグ&ドロップします。

CrealitySlicer_ドラッグ&ドロップ

 

モデルを開くことができました。

CrealitySlicer_モデルを開く

 

ファイルを指定して開く方法

「フォルダ」アイコンをクリックします。

CrealitySlicer_フォルダアイコンをクリックする

 


1.開きたいモデルを選択します。
2.「開く」ボタンをクリックします。

CrealitySlicer_ファイルを指定して開く

 

モデルを開くことができます。

 

モデルの大きさや配置などを変更する

モデルの大きさや配置などを変更する方法をご紹介していきます。

 

モデルを移動する

移動方法 ~その1~

移動数値(mm)を入力して、移動することができます。

 


1.「準備する」をクリックします。
2.モデルをクリックします。
3.「動かす」アイコンをクリックします。

CrealitySlicer_準備する→モデル選択→大きさ変更

 

ちなみに各軸は以下の通りとなります。

CrealitySlicer_X軸、Y軸、Z軸

 

試しに「X」欄に、動かしたい距離の数値を入力し、エンターキーを押します。

CrealitySlicer_X軸で移動する

↑「20」と入力すると20mm右に移動します。
また、左側に移動したい場合は「-20」と入力します。

 

移動方法 ~その2~

直感的に移動するやり方をご紹介します。

 

移動したい軸をつまんで、ドラッグ&ドロップします。

CrealitySlicer_直感的に移動させる方法

 

X軸に移動をすることができます。

CrealitySlicer_X軸の移動

↑移動具合を確認しながら、操作することができます。

 

移動させたくない場合

誤操作による移動を防ぎたい場合は、「モデルのロック」にチェックを入れると、移動できなくなります。

CrealitySlicer_モデルのロック

 

モデルを拡大・縮小させる

拡大・縮小方法 ~その1~

変更するスケールの値が決まっている場合の方法です。


1.準備する」をクリックします。
2.モデルをクリックします。
3.「スケールする」アイコンをクリックします。

CrealitySlicer_スケールする

 

試しに「X」の値を30mmから50mmに変更します。

CrealitySlicer_X軸のスケールを変更する

↑するとモデルがX軸に伸びます。

 

均等に大きさを変更したい場合

「ユニフォームスケーリング」にチェックを入れます。

CrealitySlicer_ユニフォームスケーリング

↑この状態で「X」の数値を変更すると、全軸でスケール変更されます。

 

拡大・縮小方法 ~その2~

直感的にに大きさを変えたい場合は、こちらがおすすめです。

 

↓の部分をつまみ、マウスを動かします。

CrealitySlicer_ユニフォームスケーリング

↑この場合も「ユニフォームスケーリング」にチェックを入れると、均等に変更されます。

 

モデルを回転させる

回転方法

モデルを好きな向きに回転させる方法をご紹介します。

 


1.「準備する」をクリックします。
2.モデルをクリックします。
3.「回転させる」アイコンをクリックします。

CrealitySlicer_モデルを回転させる

 

回転させたい軸をクリックしてつまみ、マウスを動かします。

CrealitySlicer_モデルを回転させる

↑この例では「緑色」をつまんで回転させています。

 

置き方をリセットする

「リセットする」ボタンをクリックすることで、初期状態に戻すことができます。

CrealitySlicer_モデルを回転リセット

 

底面を自動で決める

「平らに置く」ボタンをクリックすると、自動で底面を決めてくれます。

CrealitySlicer_平らに置く

 

指定した面を底面にしたい

任意の面をクリックすることで、その場所を底面に設定してくれます。

 

「ビルドプレートに合わせる面を選択します」ボタンをクリックします。

CrealitySlicer_ビルドプレートに合わせる面を選択します

 

指定した面が底面になります。

CrealitySlicer_指定した面が底面になる

回転操作で、底面を見つけにくい場合に効果的です。

 

モデルを反転させる

モデルを反転させる

モデルの向きを反転させる機能をご紹介します。

 


1.「準備する」をクリックします。
2.モデルをクリックします。
3.「回転させる」アイコンをクリックします。

CrealitySlicer_モデルを反転させる

 

各軸をクリックすることで、向きを反転させることができます。

CrealitySlicer_モデルを反転させる

↑の例では、X軸(赤色)をクリックした例。

 

サポートを設定する方法

サポートを付ける方法をご紹介します。

 

サポートってなに?という方は↓の記事も合わせてお読みください。

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テンプレート名をクリックします。

CrealitySlicer_テンプレートをクリック

 

「サポート開始」にチェックを入れます。

CrealitySlicer_サポート開始

↑右上の「×」で閉じます。

 

「スライス」ボタンをクリックします。

CrealitySlicer_スライスボタンをクリック

 

「プレビュー」ボタンをクリックします。

CrealitySlicer_プレビューボタンをクリック

 

サポート付きのプレビューが生成されます。

CrealitySlicer_サポート付のプレビュー

 

サポートを付けたくない場所を指定する

サポートブロッカー機能についてご紹介します。

 

この機能は、「サポートを付けたくないエリアを作る」という役割があります。

 


1.「準備する」をクリックします。
2.モデルをクリックします。
3.「サポートブロッカー」アイコンをクリックします。

CrealitySlicer_サポートブロッカー

 

サポートを付けたくない場所をクリックすると、箱状のオブジェクトが生成されます。

CrealitySlicer_サポートブロッカー設定方法

↑オブジェクトリストにも追加されます。

 

「動かす」をクリックし、軸をつまんでスライドすることで、オブジェクトを移動することができます。

CrealitySlicer_サポートブロッカーつまんでスライド

引き続き、サポートを設定して確認していきます。

 

テンプレート名をクリックします。

CrealitySlicer_テンプレートをクリック

 


1.「サポート開始」にチェックを入れます。
2.サポートオーバーハングを20度にします。

CrealitySlicer_サポート開始設定

↑「サポートオーバーハング」は、サポートが付くような数値に変更して下さい。
ゆるやかな角度にもサポートを付けたい場合は、数値を低くします。

 

画面右下の「プレビュー」ボタンをクリックします。

CrealitySlicer_プレビューボタン

 

オブジェクトがあった場所には、サポートが生成されてないことを確認します。

CrealitySlicer_サポートブロッカー結果

 

任意の場所にサポートを付ける方法

任意の場所にサポートを付ける方法をご紹介します。

 

① 
1.「準備する」をクリックします。
2.モデルをクリックします。
3.「Custom Supports」アイコンをクリックします。

CrealitySlicer_Custom Supports

 

サポート形状やサイズを選択します。

CrealitySlicer_サポートのサイズや形状を指定

↑数値を変えると、大きさなどを変更することができます。

 

サポートを付けたい場所をクリックします。

CrealitySlicer_サポートを付けたい場所をクリック

↑すると任意の場所に、サポートを設定することができます。

 

スライス処理

スライス処理をすることで、プリント直前でプレビューを確認することができます。

 

スライス処理方法

① 「スライス」ボタンをクリックします。

CrealitySlicer_スライス処理

 

実際のプリントプレビュー画面が表示されます。

CrealitySlicer_スライス処理後

 

右のつまみを上下にスクロールさせると、各層の様子を確認することができます。

CrealitySlicer_スライドして各層を確認

 

↓思っていたプレビューと違う場合は、「準備する」ボタンをクリックし、やり直しします。

CrealitySlicer_準備する

 

プリント方法

スライスしたデータを、3Dプリンターでプリントします。

 

スライス後の画面から、「ファイルに保存する」をクリックします。

CrealitySlicer_ファイルに保存する

 

Creality Enderの機器に「USB変換スティック」と「SDカード」が入っていますので、パソコンにセットします。

CrealitySlicer_SDカードに保存する

 

SDカード内に「gcode」ファイルを保存します。

 


1.画面右下のスティックマークを右クリックします。
2.「*****の取り出し」をクリックします。

CrealitySlicer_USBメモリの安全な取り外し

↑安全に、USBスティックを抜きます。

 

SDカードを3Dプリンターに差し込みます。

CrealitySlicer_SDカードを3Dプリンターに差し込む

 

「プリント」→対象のデータを選択し、プリントを開始します。

CrealitySlicer_3Dプリンタープリント開始

 

Creality Slicerを使う3Dプリンター

CrealitySlicerを使う製品の一つに、「Ender-3 S1」があります。

 

この機種は、多くの最新機能が搭載されていることに加えて、細かい調整をすることができます。

 

今まで企業向けのプリンターを主に取り扱ってまいりましたが、「家庭向け3Dプリンターでこれだけのことができるの?」とすごく驚きました。

 

↓セットアップレビューもしていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

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Creality Ender-3 S1をレビュー

 

YouTubeで、本ブログの内容を分かりやすくを解説しています

 

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