格安リューターを使って仕上げ処理した結果【Ginelson】

ミニリューター(ルーター)_Ginelson

3Dプリントの仕上げで、こんなお悩みはありませんか?

・ もっとラクに研磨や加工をしたい。
・ 格安リューターって本当に使えるの?

 

このような疑問を解消すべく、リューターを試しましたので参考にしてみて下さい。

 

リューター(ルーター)ってなに?

リューターとは、電動切削工具のブランド名で、ルーターと呼ばれることもあります。

ミニリューター(ルーター)_Ginelson

 

先端の工具が高速回転し、さまざまな処理を施すことができます。たとえば、木、プラスチックなどに対して「加工、彫刻、切断、研磨、クリーニング処理など」を行うことができます。

 

↓は、表面を研磨している様子です。

ミニリューター(ルーター)_Ginelson_サンディングペーパー

 

リューターを使う利点はなに?

リューターは「モーターの自動回転によって、人力でなくても加工できる」というのが最大の利点です。

 

人の手でも、バリ取りや研磨を行えますが、その分「時間」や「負担」がかかってしまいます。

ミニリューター(ルーター)_手で研磨

↑やすり掛け、バリ取りを手作業で行う様子。

 

そこでリューターを使うことによって、短時間でラクに作業を行うことができます。

 

どんな場面で使えるの?

3Dプリントした作品に対して、3つの場面で効果を発揮します。

 

① 表面仕上げ

表面をキレイに研磨したいときに使います。

 

一般的に3Dプリントした作品には、↓のように「造形線」や「積層痕」が残ります。

ミニリューター_Ginelson_造形線や積層痕

 

そのままでは、見栄えが良くないので、リューターで研磨を行います。

ミニリューター(ルーター)_先端にサンディングペーパーを取り付ける

↑先端にサンディングペーパーを取り付けた様子。

 

② バリ取り

バリ取りを、短時間で行うことができます。

ミニリューター(ルーター)_バリ取り

 

3Dプリントした作品には「バリ」が残ることがあります。もちろん工具で除去することもできますが、リューターを使うとより短時間で行うことができます。

 

③ 切断/穴あけ

切断したり、穴あけをすることができます。

ミニリューター(ルーター)_切断、穴あけ用刃

 

リューターを使えば、手作業では大変だった「切断や穴あけ」をカンタンに行うことができます。

 

格安ミニリューターを使ってみた

今回は、Amazonなどで購入できる「Ginelsonのミニルーター」を使ってみましたので、ご紹介します。

 

どんな商品?

格安な割に、そつなく使える手ごろなリューターなので、初めて使う方におすすめです。

 

以下のような3つの特徴があります。


① 5段階変速

5段階の「変速ギア」が用意されています。

1.3000rpm
2.6000rpm 
3.9000rpm 
4.12000rpm 
5.15000rpm 

 

「+」または「-」ボタンを押すことで、お好みの回転数を選ぶことができます。

ミニリューター(ルーター)_ギアチェンジ

プラスチックに研磨するときは、3000rpmの低速をよく使います。

 

② USB充電式

内蔵されているバッテリーの電源で動作します。

 

↓USBケーブルが付属されており、パソコンやAC変換器に接続して充電します。

ミニリューター_USBケーブル

↑使う時は、ケーブルレスなので使いやすいです。

 

ACアダプタは付属していないので、変換器は別途用意しておきましょう。

 

③ LED照明ライト

ライトボタンを押すと、LEDライトが点灯します。

ミニリューター_Ginelson_LEDライト点灯

手元や奥まった場所が暗い場合に、使うことがあります。

 

付属品について

非常にコンパクトなケースですが、多数の付属品が入っています。

 

↓このケースの中に、本体・付属品の全てが入っています。

ミニリューター_Ginelson_コンパクトケース

↑スマートフォンと比較すると、コンパクトです。

 

↓開けるとこんな感じです。

ミニリューター_Ginelson_コンパクトケースの中身

↑細かいパーツが多いので、無くさないように注意が必要です。

 

↓付属品を、並べた写真です

ミニリューター_Ginelson_付属品

パーツ名 説明
レンチ 先端部のアタッチメント着脱に使用します。
丸鋸刃(まるのこぎり) 切断に使用します。
ドリルピット 穴あけに使用します。
フェルトホイール 鏡面仕上げ(磨き上げ)に使用します。
ダイヤモンドピット ガラスなどの彫刻に使用します。
コレット アタッチメントの固定に使用します。
研削/砥石 研磨に使用します。

コレットは、0.5mm、1.0mm、1.5mm、2.4mm、3.0mm、3.2mmが付属しています。

 

もっと色々なパターンの砥石をそろえたい方は、↓のセットも売られています。

 

↓研磨用のやすり(サンディングバンド)は、すごくたくさん入っています。

ミニリューター_Ginelson_付属品サンディングペーパー

↑粗目で、#40番~#100くらいな感じでしたね。

 

↓もし使い切っても、似た商品が販売されているので安心です。

 

使い方について

アクセサリーの取り付け方をご紹介します。このポイントさえ押さえておけば、使い方に迷う事は無いと思います。

 


チャックロックボタンを押しながら、黒いキャップを回し、取り外します。

ミニリューター_Ginelson_アクセサリ取り付け方法

 

コレットを取り外し、アクセサリにあうサイズのコレットに差し替えます。

ミニリューター_Ginelson_コレットの付け替え

 

黒いキャップを取り付け、ちょっとだけ緩めておきます。

ミニリューター_Ginelson_キャップを締める

 

対象のアクセサリを差し込み、黒いキャップを締め込みます。

ミニリューター_Ginelson_キャップを締める

↑アクセサリが抜けないかを、しっかり確認します。

 

「+」ボタンを1回押し、動作させてみます。

ミニリューター_Ginelson_電源の入れ方

 

 アクセサリーが回転し、動作することを確認します。

ミニリューター_Ginelson_研磨をしてみる

 

実際に研磨してみた結果

このまま研磨していきます。

 

↓以下のモデルの表面を研磨してみます。

ミニリューター_Ginelson_研磨をしてみる

↑この時点では、造形線がはっきり見えています。

 

↓やすり(サンディングペーパー)で研磨していきます。

ミニリューター_Ginelson_サンディングペーパーでやりすがけする

 

↓ものの2分~3分程度で、いい感じに削れました。

ミニリューター_Ginelson_サンディングペーパーをした後

↑手作業だと、10分くらいはかかるので、数が多い場合には効果的です。

 

使ってみた感想や注意点

 

① コストパフォーマンスが非常に良い

この価格で、ひととおりの処理を問題なく行うことができました。

リューターを一度も使ったことがないという方は、安心できるかと思います。

 

② 操作がカンタン

ボタンの数が少ないので、操作に迷うことはほぼないと思います。

 

③ 最後は手作業

研磨したあとは、手作業で仕上げたほうが良いと感じました。

手作業での耐水ペーパー、コンパウンドの使い方は↓の記事をご覧ください。

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④ 削った粉がとびちる

どのリューターでも同じですが、削った粉がとびちります。

そのため私は、↓のようにダンボールで作業スペースをつくりました。

粉塵防止

 

↓こんな感じで、手をつっこんで作業をしています。

ミニリューター_Ginelson_研磨の様子_粉塵

 

防塵ボックスが必要な方は、↓を使ってみて下さい。

 

今回レビューした商品について

 

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