今回は、剥がすのに便利な「テープはがしカッター」の特徴をまとめました。
※本来の用途と異なる場面も出てきますので、自己責任でお願いします。
テープはがしカッターの使用用途について
本来はシールや粘着フック、値札、ワッペンなどを剥がす時に使います。
また、小包を開梱するときに包装紙をカットしてみましたが、いい感じに使うことができました。
また、私の場合は3Dプリンターで作った造形物をプラットフォームから剥がすときに使っています。
大きい造形物だとはやりスクレーパーを使う必要もがありますが、小さいもので取っ掛かりを作りたい場合はこれを使っています。
テープはがしカッターの特徴について
1.持ちやすく、扱いやすい
シールやテープを剥がすツールなので、コンパクトなサイズです。
また、重量も軽いので非常に扱いやすくなっています。
2.ほどよく鋭利になっている
カッターだと指などを切ってしまい危険ですが、この商品は「ほどよく」鋭利になっています。
そのため、ケガをしにくくなっていますので、子供でも使えるかと思います。※パッケージの裏面には「刃物」の記載がありますので、取り扱いは十分に注意する必要があります。
試しに刃先の厚さを確認してみたところ、およそ0.1mmでした。
一般的なスクレーパーは0.5mm前後なので、鋭くなっているのが分かります。
↓はスクレーパーの刃の厚み例です。
3.柔軟性がある刃
刃の部分は、柔らかすぎることはありませんが、抑えると↓のようにしなります。
そのため3Dプリンターでは、刃を折らないように力任せに使わないことが大切です。
スクレーパーの必要性について
小さい造形物やPLA樹脂であればテープはがしカッターで事足りるかと思います。
ですが「大きいもの」や「強い樹脂」を使う場合は、やはりスクレーパーを使う場面がでてきます。
スクレーパーは、グリップ部やストローク部がしっかりと確保されているので、刃が折れたり力が入れにくいといった心配がありません。
詳しくは、↓のスクレーパーの選び方もご覧ください。
今お使いのスクレーパーに不満はありませんか? 今回は、3Dプリンターで使う「スクレーパーの選び方」についてまとめましたので、少しでも参考になれば幸いです。 スクレーパーとは? ス[…]
まとめ
① | 使用用途 | シールや粘着フック、値札、ワッペンなどを剥がす役割。 3Dプリンターのスクレーパーとしての役割。 |
② | 特徴について | 1.持ちやすく扱いやすい 2.ほどよく鋭利になっている 3.柔軟性がある刃 |
③ | スクレーパーの必要性 | 小さいものであればこれで剥がせるが、大きいものや強い樹脂はスクレーパーが必要。 |
今回の商品について
おすすめ記事
3Dプリンターのプラットフォームから造形物が剥がしにくいことはありませんか?
その場合は、↓の対処方法を参考にしてみて下さい。
3Dプリンターでこんなお悩みはありませんか? ・ プラットフォームから、造形物が剥がれない。・ 剥がすコツや便利な工具を知りたい。 本記事では、プラットフォームからうまく剥がすための対処をご紹介しています。 &[…]