「Creality K1」と「Creality K1 MAX」の2機種が販売されています。
実際に触ってみた経験も含めて、ご紹介できればと思います。
Creality K1/K1 MAXについて
この後ご紹介しますが、この価格では考えられない機能が盛り込まれています。
特別サポート内容
① 営業時間内におけるサンプル出力までの丁寧なメールサポート
② 初期不良時の無償交換(商品発送後1か月以内)
③ 1年以内の無償修理(SK本舗専門保守チームが対応)
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Creality K1C登場!
紹介記事もご覧ください↓
関連記事:【Creality K1C】メリット・特徴はこれ!
【Creality K1】と【Creality K1 MAX】の仕様の比較
※「赤字」は優位点
型名 | Creality K1 | Creality K1 MAX |
価格 | 99,000円 | 158,700円 |
プリント方式 | FDM | FDM |
外寸サイズ | 355*355*480mm | 435*462*526mm |
造形範囲 | 220*220*250mm | 300*300*300mm |
重量 | 12.5kg | 18kg |
印刷精度 | ±0.1mm | ±0.1mm |
印刷速度 | 600mm/s | 600mm/s |
加速度 | 20000mm/s² | 20000mm/s² |
積層ピッチ | 0.1~0.35mm | 0.1~0.35mm |
ノズル径 | 0.4mm(0.6/0.8mmに対応) | 0.4mm(0.6/0.8mmに対応) |
ノズル温度 | 300℃ | 300℃ |
ヒートベット温度 | 100℃ | 120℃ |
電力出力 | 350W | 1000W |
ファイル転送 | USBメモリ、WiFi | USBメモリ、WiFi、LANケーブル |
ディスプレイ画面 | 4.3インチカラータッチ | 4.3インチカラータッチ |
対応フィラメント | PLA/PETG/PVB/TPU/Nylon/
ABS/ASA/PC |
PLA/PETG/PVB/TPU/Nylon/
ABS/ASA/PC |
AIカメラ | オプション | 標準装備 |
AI LiDAR(レーザーセンサー) | オプション | 標準装備 |
エアフィルター | × | 標準装備 |
停電復旧機能 | 〇 | 〇 |
フィラメント検知センサー | 〇 | 〇 |
オートレベリング | ハンズフリーオートレベリング | デュアルハンズフリーオートレベリング |
【Creality K1】と【Creality K1 MAX】の比較
① 価格の違い
・ Creality K1 MAX:158,700円
「プリントできる大きさの違い」や「機能の違い」から、価格には差があります。Creality K1 MAXの方が、大きいものを作れたり、多機能のため、値段が高くなります。
多くの販売店では、この価格から「さらに安く購入する」ことができます。価格をチェックしてみてください。
【おすすめ販売サイト】SK本舗で確認する
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② 造形できるサイズの違い
・ K1 MAX:【300*300*300mm】
Creality K1では「220*220*250mm」ですが、Creality K1 MAXでは「300*300*300mm」までの、大きいものをプリントすることができます。大きめの植木鉢や治具などを作る場合は、MAXの方が安心できます。
ただしその分「置くための広いスペースが必要」になりますので、しっかり確保しておく必要があります。ちなみに外寸サイズは以下の違いがあります。
・Creality K1:355*355*480mm
・Creality K1 MAX:435*462*526mm
③ 重量の違い
・ K1 MAX:【18kg】
MAXの方が、5.5kgほど重くなります。
持ち運びするのであれば軽い方が良いですが、600mm/sの速度を出すと、振動による揺れがとても大きくなります。そのためMAX方が安定するかと思います。
また、置台にも注意が必要です。可能な限り揺れにくい机の上に3Dプリンターを置くようにしましょう。
④ ヒートベット温度の違い
・ K1 MAX:【120℃】
MAXは、ヒーテッドベッドの温度を120℃まで上げることができます。
もし温度帯の高いフィラメントをメインで使われる方は、120℃まで出せた方が良いかもしれませんが、通常の樹脂(PLA・ABS・PETG等)であれば、100℃の出力で、およそ問題なさそうです。
⑤ ファイル転送方法の違い
・ K1 MAX:【USBポート・Wi-Fi・有線LANポート】
MAXの方は「有線LANポート」を標準装備しています。
ですが、Creality K1も「USBメモリポート」と「Wi-Fi」は標準搭載されていますので、無線環境がある場合はこれを利用すれば良いでしょう。
ただし、特別に通信速度を安定させたい時は、一般的には「有線LANポート」の方が向いています。このような事情があればMAXの方を選択すると良いでしょう。
⑥ AIカメラの違い
・ K1 MAX:【標準装備】
個人的には、AIカメラは結構使えると感じています。
たとえば積層がうまくいかない場合、自動で一時停止をしてくれますので、プリント失敗時のフィラメントのロスをかなり減らすことができます。
またMAXの方は、AI LiDARが搭載されていることで、1層目の状態を認識してくれる機能があります。
関連記事:【Creality K1】カメラを付けたのでレビュー!
⑦ AI LiDAR(レーザーセンサー)の違い
・K1 MAX:【標準装備】
LiDAR(ライダー)とは、「レーザー光を使用して位置を測定したり、物体の形状や位置をとらえる技術」です。
印刷領域をスキャンして、より正確なベッドレベリングが可能となっています。
⑧ エアフィルターの違い
・K1 MAX:【標準装備】
Creality K1 MAXには、「においを抑えるエアフィルター」が標準装備されています。
粉塵や匂いを軽減する効果が期待できます。近年では、フィラメント樹脂の有害性も耳にしますので、無いよりはあった方が良いと思います。
⑨ オートレベリングの違い
・K1 MAX:【デュアルハンズフリーオートレベリング】
両騎手とも「紙やシックネスゲージを使わずに自動でレベリング調整」を行ってくれます。
MAXは、加えて、AI LiDARがベッドの傾きを100万点スキャンし、より正確なレベリングを行います。つまりMAXでは、より精度の高いレベリング調整が期待できます。
K1とK1 MAXの共通機能について
両機種ともに、とても優れているスペック・機能をご紹介していきます。
① 超ハイスピード印刷
600mm/sというとてつもないスピードでプリントをすることができます。この速度のおかげで、今まで1日かかっていた造形を数時間で終わらせることも可能になりました。
② オートレベリング機能
手動でキャリブレーションをする必要は全くありません。全て自動で調整してくれます。
それによりテーブルに定着しないなどの不具合を減らすことができます。また積み上げ精度も高くなるため、仕上がり品質が高いです。
③ あらゆるフィラメントを使える
エンクロージャー搭載、高温ノズル出力により、PLA、PET-Gはもちろんのこと、ABS、ASA、PC、PA、CFなどの温度帯の高いフィラメントも使うことができます。
K1とK1 MAXの保証・保守・サポートサービスについて
家庭向けプリンターとしてはある程度、金額がかかりますので「サポート体制が整っている販売店」で購入することをおすすめします。
高速プリントができる一方で、軸やギアへの負担などもかかります。メンテナンスの相談や不具合の相談ができるところを選びましょう。
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Creality K1のレビューを動画で見る
Creality K1のレビュー動画もご覧ください↓