
この記事では、「新機能」や「知っておいた方が良い機能」を11個まとめました。
この記事で分かること
・ Creality Printのおすすめ機能
- 1 動画で見る
- 2 Creality Print基本的な使い方・ダウンロード・インストール
- 3 Creality Print5.1 知っておきたい新機能【11選】
- 3.1 ① モデルごとに条件を設定できる(object)
- 3.2 ② サポートペイント(Support Paint)
- 3.3 ③ サポートエンフォーサー(Support Enforcer)
- 3.4 ④ サポートブロック(Support Blocker)
- 3.5 ⑤ シームペイント(Seam Paint)
- 3.6 ⑥ スカーフジョイントシーム(Scarfjoint Seam)
- 3.7 ⑦ ネガティブパーツ(Negative Part)
- 3.8 ⑧ 修飾子(Modifier)
- 3.9 ⑨ AIインフィル(AI Infill)
- 3.10 ⑩ 距離計測(DistanceMeasure)
- 3.11 ⑪ プリセットの比較(ComparePresets)
動画で見る
本記事は、動画で視聴することもできます↓
Creality Print基本的な使い方・ダウンロード・インストール
基本的な操作は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:Creality Print 5.1使い方・操作説明
Creality Print5.1 知っておきたい新機能【11選】
① モデルごとに条件を設定できる(object)
旧バージョンでは、個別のモデルで設定することはできず、一括スライスする必要がありました。ですが、バージョン5では、オブジェクトごとにパラメーターを設定することができます。
パラメーターを変更したいモデルを選択して、右側のオブジェクトを選択します。

余談ですが、右のメニューが押し潰されていることがあります。境界線付近にポインターを持ってきて、クリックしながらスライドすれば幅を広げることができます。

サポートタブをクリックします。

サポートを有効にするにチェックを入れます。

強さのタブのインフィル密度を50%に変更し、インフィルパターンをハニカムに変更してみます。

スライスしてみると、手前のモデルだけサポートが付けられ、充填形状や密度も変わっています。

↑このように、モデルごとに設定を変えられるのは便利です。
実際にプリントしてみるとこんな感じで、それぞれの条件を分けてプリントができました。

↑時間効率も良くなりますね!
② サポートペイント(Support Paint)

バージョン4の手動サポートは、こんな感じ↓で建てていました。

これはこれで使いやすかった気がしますが、バージョン5ではサポートをつけたいところをペイントする形に変わっています。

手順は上部のツールバーにある、「サポートペイントアイコン」をクリックします。

サポートタイプを手動に変更します。

通常(手動)を選択します。

サポートをつけたいところにマーカーをしていきます。

初期値は円状になっていますが、ここ↓のアイコンを変更すると、「塗りつぶし」や「球体」などを選ぶことができます。

ペイントができたら、スライスボタンをクリックします。すると、このようにマーカーしたところにサポートが付与されました。

また、オーバーハングをハイライトのつまみを動かすと、オーバーハング角度に応じて色が変わります。

ハイライトされると、どこにサポートを付与すればいいかとても参考になります。

懸垂のみにチェックを入れると、ハイライト部分にのみペイントできるようになります。

③ サポートエンフォーサー(Support Enforcer)
まずモデルを選択した状態で、右クリックします。「ADD Support Enforcer」→「好きな図形」を選択します。

↑ここは好きな図形で大丈夫です。
新たに図形が作られますので、サポートをつけたいところに移動して、大きさを変更します。

大きさを調整できたら、右下のスライスプレートをクリックします。

すると、図形の場所だけに、サポートが生成されました。

↑大まかな範囲で付与したい場合には、サポートペイントよりもこちらの方が向いてそうです。
④ サポートブロック(Support Blocker)
オブジェクトを右クリックし「ADD Support Blocker」→「図形」を選択します。

図形が表示されます。今度はサポートをつけたくない場所に、移動します。

上のスケールボタンをクリックし、最適な大きさに変更します。

右側プロセス欄のサポートタブをクリックします。

サポートを有効にするにチェックを入れます。タイプを通常自動にしてスライス処理を実行します。

すると、図形を置いたところだけサポートがつかない状態になります。サポートをつけたくない面積が少ない時には、このサポートブロッカーの方が便利です。

⑤ シームペイント(Seam Paint)
シームが目立ってしまうと、こんな感じで縦に線が入り見た目がよくありません。

シームペイントは、ペン感覚で、「シームのエリアを指定することができる」機能です。
まず、上のシームペイントアイコンをクリックします。

続いて、シームに指定したい場所を一筆書きで書いていきます。

スライスプレートボタンをクリックします。すると、ペイントした場所がシームに指定されます。

今までは、ここまで自由に設定できなかったので、こだわりたい方には使えるかもしれません。
⑥ スカーフジョイントシーム(Scarfjoint Seam)
2つのモデルを並べて、片側をスカーフジョイントシームを有効にしてみます。

モデルを選択し、右側プロセス部のオブジェクトを選択します。

詳細設定ボタンをクリックします。

スカーフジョイントシームのプルダウンをクリックし、輪郭を選択します。

スライスプレートをクリックします。

片方のモデルに、設定が有効になりました。

左右で比較すると、シームの感じが少し違うのが分かります。実際にプリントしてみると、こんな感じです。

↑右側が、スカーフジョイントシームを有効にしたものです。写真だと分かりにくいですが、確かに少しマシになっている感じはありました。
⑦ ネガティブパーツ(Negative Part)
モデルを右クリックし、「ADD Negative Part」→「好きな図形」を選びます。今回は「球状」を選びます。

↑任意のデータをインポートすることもできます。
すると透明な図形が表示されますので、クリ抜きたい場所に移動します。

スライスプレートをクリックします。すると、このように丸い球体でくり抜かれました。

↑ハメ合いしたい形状なんかで、使うことができそうですね
⑧ 修飾子(Modifier)
モデルを右クリックして「add modifier」→「任意の形状」を選択します。

すると透明な図形が表示されますので、条件を適用したいエリアに移動させます。

右側プロセス部の「強さ」タブをクリックします。

今回は、インフィル密度の値を80%に変更します。

スライスプレートをクリックします。

すると図形の部分の、インフィル密度が変わります。

この機能は、例えばネジ止めをする箇所を割りにくくするために使われます。後加工をする方は使えます。
⑨ AIインフィル(AI Infill)
片方のモデルは通常通りで、もう片方のモデルに、AIインフィルを割り当てて比較してみます。
まず設定を適用したいモデルを選択し、画面右のオブジェクトをクリックします。

詳細設定ボタンをクリックします。

強さタブをクリックします。AIインフィルにチェックを入れます。

スライスプレートボタンをクリックします。

するとプレビュー画面が表示されます。右側が通常の設定で、左側がAIインフィルを有効にしたものです。

↑壁寄りのインフィル密度が多く、中心部が少なめになっていますね。
⑩ 距離計測(DistanceMeasure)
画面上の距離計測ボタンをクリックします。

計測しやすいようにトップ面をクリックします。

測りたい開始点をクリックし、終点をクリックするとその区間の長さが表示されます。

↑およその寸法を計測できるので便利ですね。
ただ、やり方が良くないのか、まっすぐ線が引けなかったので誤差が起きやすいです。参考程度で使うといいと思います。
⑪ プリセットの比較(ComparePresets)
比較すると、どこの値が違うのかが分かるので、原因を掴みやすくなります。
操作方法は、まず画面右のプリセットの比較ボタンをクリックします。

日本語表示だと表示が切れてしまうことがあるので、ここにポインターを持ってきて、表示幅を広げてください。

プリセットの比較をクリックすると、このような画面が表示されます。左側と右側でそれぞれテンプレートを選ぶと比較することができます。

例えば、Ender-3 V3の0.2mmと0.1mmピッチの比較をする場合には、まず左に0.2mmピッチを選んでおきます。

続いて右側は0.1mmピッチのテンプレートを選択します。

すると、このように積層ピッチの他にもブリッジや壁の設定に違いがあることが分かります。ここには違いのあるものしか表示されません。

↑値が同じものは、非表示となります。
その他にもプリンター情報の比較やフィラメントテンプレートの比較をすることもできます。
独自に作ったテンプレートでもこの機能を利用すれば比較、違いをすぐに見つけることができますので、利用してみてください。

