Creality では、10周年イベントが開催され、以下の製品の情報が公開されました。
・Ender-3 V3 Plus
・HALOT-Mage S
マルチカラー化や、Ender-3 V3の高速化など、さらに時代に沿った機能を搭載するようです。
今回は、現在分かっているところで「Creality K2 Plus」の主な機能をご紹介します。
Creality K2 Plusの主な特徴
CFS(Crealityフィラメントシステム)
4つのフィラメントを制御するシステムです。RFIDタグが使われていていて、色や素材などを識別することができるようです。
もしこの機能があると、スライサーソフトでのフィラメントのパラメーターなどの面倒な設定が省けていいですよねー。どんな感じなのか期待したいです。
また、フィラメントを4巻セットすることができ、並列接続すれば、最大16色のプリントをすることができます。
アクティブチャンバー機能
チャンバー機能が搭載されるようです。チャンバーとは、庫内の空間温度を上げることができる機能です。ヒーターが内蔵されるので、それに伴って、温度・湿度管理も行えます。
他社さんではありますが、チャンバー有りと無しでプリントした例です。
※ABSフィラメント使用例
チャンバー有りと無しでは、反り具合に大きな違いがありましたので、効果に期待が高まります。
庫内の温度を上げることができれば、冷えによって起きる「剥がれ」や「割れ(クラック)」「表面の仕上がり」に効果があります。主に、ABSやASA・PC・PAなどの、温度帯の高いプラスチックを使う場合に向いています。
その他の機能
Plusということもあり、造形サイズは最大「350mm×350mm×350mm」までプリントすることができます。また、次世代の押し出し(ロード・アンロード)を自動で行うことができ、オートレベリングも搭載されていますね。
正式発表は、2024年7月31日となりますので、楽しみに待ちたいと思います!