【Bambu Lab X1E】特徴・メリットはこれ!製品レビュー!

bambulabx1e_特徴・メリット

Bambu Labさんから「X1E」という3Dプリンターが販売されています。

 

こちらは法人向け3Dプリンターで、とても高性能な機能を搭載しています。

 

本記事では、特徴やメリットを解説していきます。

 

 

Bambu Lab X1Eのスペック・仕様

基本スペック・仕様」は以下の通りです。

 

項目 仕様
最大造形体積 256*256*256 mm³
外寸 389*389*457 mm³
重量 16 kg
ディスプレイ 5-inch 1280*720 Touch Screen
ストレージ 4GB EMMC and Micro SD Card リーダー
対応フィラメント PLA, PETG, TPU, PVA, BVOH, ABS, ASA, PC, PA, PET,Carbon/Glass Fiber Reinforced, PPA-CF/GF, PPS, PPS-CF/GF:
チャンバー 有り(最大60℃)
空気清浄 プレフィルター
HEPAフィルター
活性炭フィルター
ネットワーク 有線LAN(100 Mbps / Full Duplex)
無線LAN(Wi-Fi,IEEE 802.11 b/g/n)
ホットエンド最大温度 320℃
ノズル径 0.4mm(標準)0.2 mm, 0.6 mm, 0.8 mm(オプション)
ビルドプレート スチール製
ビルドプレート最大温度 110℃@220V, 120℃@110V
最大スピード 500 mm/s
最大加速度 20,000mm2/s
Bambuマイクロライダー 有り
チャンバー監視カメラ 有り(1920*1080 付属)
ドア開閉センサー 有り
フィラメント切れ検出センサー 有り
停電復帰機能 有り
スライサーソフト Bambu Studio,SuperSlicer,PrusaSlicerやCuraなど

 

 

Bambu Lab X1Eの7つの特徴

Bambu Lab X1Eの特徴・メリットを解説します。

 


① フィラメントを自動で切り替え

まず一つ目は「フィラメントを自動で切り替えられる」点です。

bambulabx1e_AMS

 

AMSと併用することで、16色ものプリントをすることができます。

 

さらにフィラメントが切れても、自動供給ができるので、大きいモデルでも安心してプリントすることができます。

 


② プリントスピードが爆速

二つ目は「プリントスピードが速い」点です。

bambulabx1e_超ハイスピード

 

CoreXY構造に加えて、プリントヘッドがとても軽いため、最大500mm/sのプリントスピードが可能です。

 

加速度も、20,000mm2/sに対応しています。

 

大きいモデルでも、プリント時間を大幅に短縮することができます。

 


③ 高温ノズル出力・チャンバー機能

三つ目は「高温ノズル出力・チャンバー機能が搭載されている」点です。

 

ノズルは、最大320℃まで上げることができるため、PPA-CF/GFやPPSなどの、スーパーエンジニアプラスチックを扱うことができます。

bambulabx1e_高温ノズル、チャンバー機能

 

また、チャンバーが搭載されているので、反り・剥がれ・浮きなどを軽減することができます。

※チャンバーとは、庫内の温度を高温に保つ機能です。

 

ちなみにPPAとは、ポリフタルアミドの略で、簡単に言うとPA(ナイロン)をさらにパワーアップさせたものです。高温高湿度の環境でも優れた引張強度、靭性を保つことができます。

 

またPPSは、ポリフェニレンサルファイドの略です。こちらもスーパーエンジニアプラスチックに分類される樹脂で、薬品に強い特徴があります。

 


④ AIカメラで失敗を検知

四つ目は「AIカメラが搭載されている」点です。

 

カメラが搭載されているので、プリントが失敗したときに自動検知してくれます。

bambulabx1e_AIカメラ

 

失敗時にプリントが停止されるため、無駄にフィラメントを使わなくても済みます。

 

3Dプリンターでよく起きてしまう「スパゲティ状態」や「焼きそば状態」「定着不良」などの不具合対策になります。

 


⑤ 振動補正機能

五つ目は「振動補正機能が搭載されている」点です。

 

高速3Dプリンターは、ノズルヘッドの切り替えし動作が原因で、本体が揺れてしまいます。

bambulabx1e_振動補正機能

 

Bambu Lab X1Eは、その振動を補正する機能を搭載しています。

 

この機能により、仕上がりの品質を落とすことなくプリントすることが可能となります。

 


⑥フィルター機能

六つ目は「フィルター機能が搭載されている」点です。

 

HEPAフィルター、活性炭フィルターが搭載されています。

bambulabx1e_HEPAフィルター、活性炭フィルター

 

微粒子フィルター・VOC(揮発性有機化合物)の対策がされているようです。

 


⑦ 有線LAN、無線LAN搭載

七つ目は「有線LAN、無線LANが搭載されている」点です。

 

有線LAN・無線LANに対応しているので、ネットワーク上でコントロールすることが可能です。

 

また、WPA2 Enterprise(エンタープライズ)に対応しているので、認証・セキュリティ面も充実しています。そのため、大企業や学校などの規模が大きいネットワークでも問題ありません。

 

 

YouTubeで、本ブログの内容を分かりやすくを解説しています

 

3Dプリンターを、どれにするか迷っていませんか?

 

Bambulab A1 miniは、間違いなくおすすめできる3Dプリンターです↓

業務用・サイズの広いものなら「P1S」↓