3Dプリンターは、いろいろなメーカーから新商品が次々と販売されており、やり方によっては安く買うこともできます。
「3Dプリンターの購入を検討されている方」や「今は考えていないけど備えておきたい」という方はぜひ最後までご覧ください。
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3Dプリンターの市場・価格について
3Dプリンター市場は、2020年以降のコロナの影響によって停滞していた時期もありますが、今後は拡大していくと予想されています。
あるデータでは、3Dプリンターの材料購入の世界市場の規模は、2026年までに1兆円規模に達すると言われています。これは3Dプリンターの市場がまだ拡大することを示唆しています。
国内でもまだ成長過程にあり、成熟しきっていない市場のため価格の変化が起きやすいです。そのため日頃から情報を確認しておくことで、割安に購入できる可能性があります。
3Dプリンターを安く買うための考え方
① 要件を整理しておく
いくら安いものを買っても、どのようなものを作りたいかが整理できていないと、全て無駄になる可能性があります。
例えば、3Dプリンターは方式に種類があります。それは光造形方式の方がいいのか、FDM方式の方がいいのかというような「詳細を詰めておく」必要があります。
また他には「プリントできるサイズはどれくらい必要か?」や「材料の材質は何がいいか?」といった具合に、要件をあらかじめ整理しておくことは、とても大切です。
② 買い急がない
先ほどご紹介した要件が整理できたら、すぐに購入といきたいところですが、3Dプリンターの価格は、値下がりするタイミングがあります。この後ご紹介していきますが、情報収集しながら購入のタイミングを待つということがポイントです。
3Dプリンターを安く買う方法【7選】
① 家庭用3Dプリンターを選択する
3Dプリンターには、「家庭用プリンター」と「業務用プリンター」があります。もちろん、家庭用は業務用と比べて、本体や材料費は安くなります。
企業事業の規模にもよりますが、法人で使う場合でも用途によっては家庭用3Dプリンターを検討することもあります。
最近では、家庭用3Dプリンターでもサポート体制は充実してきており、この辺りをクリアすれば「高機能」で「安い」ものを「安心」して使うことができます。
何かあった時のサポート体制を確保しつつも、コストを抑えられれば導入しやすいかと思います。もちろん、規模や条件などによって、業務用プリンターの方がいい場合が当然ありますので、ケースバイケースとなります。
「SK本舗」さんでは、特別サポートがつけられるので、初心者の方にもおすすめです。
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② 型落ちの商品を選択する
新しい商品が販売されると、それまで現行だった機種は型落ち機となります。型落ち機のメリットは安く購入できるというところです。在庫売り切らなければそのうち売れなくなり、不良在庫となってしまうため格安で販売されることがあります。
また、動作が安定しているという点も魅力です。最新機というのは、バグや不具合が起こりやすいので、ユーザーはトラブル対応しなければならないケースは珍しくありません。
その一方で、型落ち機は一通りバグ改修が完了していたり、トラブルの対応方法が公開されていることが多いです。そのため、安く購入して安定して使うことができます。
③ クラウドファンディングを利用する
クラウドファンディングとは、例えば資金を応援してくれた人に対して、お礼として商品などを割安で提供してもらえる仕組みのことです。
幕開けやキャンプファイヤーなどのクラウドファンディングをチェックしておくと、割安で最新機種を購入できることがあります。ただし、この場合はかなり割安で入手できる可能性がありますが、新機種のため機械の詳しい情報が少ないです。
また、目標金額が未達成だと購入することができないというケースもありますので、注意しておく必要があります。新機種を格安で狙いたいという場合には、チェックしておくことをおすすめします。
④ セット販売されているもの
販売店によっては、本体と一緒にオプション品やパーツ、消耗品がセットで販売されていることがあります。
単品で揃えるよりも、お得になるケースが多いです。また、お得という以外にも、本体との相性が良い消耗品やオプションがセットになっていることがほとんどですので、サイズ間違いやフィラメントの選択ミスなどのリスクを減らすこともできます。これから始めたいという方や、間違いなく選択したいという場合におすすめの選び方です。
SK本舗でセット商品を探す
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⑤ 中古機を購入する
メルカリやオークションサイトなどを利用して、中古機を購入するという方法があります。
中古機なので、当然1回以上は使ったものにはなりますが、中には数回しか使っておらず、ほぼ新品で出品しているお宝もあります。3Dプリンターを買ってみたものの実際のところ、あまり使わなかったというケースがこれに当てはまります。ただし当たり外れがありますので、写真や細かい情報を確認する・交渉するといった方法で、商品を見極める必要があります。
⑥ 大手ショッピングサイトを利用する
Amazonや楽天市場、ヤフーショッピングで3Dプリンターを安く購入できることがあります。
例えば、Amazonプライムデーや楽天スーパーセールなどのイベントなどを利用すれば、通常よりもお得に購入することができます。ただし、機械のトラブルがあった時の技術的なサポートには差があります。購入先のサポート体制をしっかり確認するなどの対処が必要です。
⑦ 海外サイトで購入する
3Dプリンターのほとんどは、海外のメーカーですので、海外のサイトでも購入することができます。
ですが、円安の状況だと逆に高くついてしまうことがあります。その時々の情勢や、保有資産の状況によっては安く購入できることもあります。また、海外サイトでは、国内で販売されていない機械も買うことができますので、好きなメーカーやピンポイントな機能を求めている場合にはメリットがあります。
ただし、トラブルがあった場合は外国語で対応しなければならなかったり、機械の送料が高くなってしまうなどのデメリットもありますので、注意が必要です。